ガソリン国会

4月1日から暫定税率が撤廃された事で,多くのガソリンスタンド(GS)が値下げへと踏み切った。
うちの近所のGSも例外でなく,昨日から値下げ。1ℓ当たり119円（レギュラー）となっていた。
原油高騰初期の頃,100円前後だったレギュラー価格が110円台になり,120円台となっていき,価格の高騰を嘆いた筈だが,感覚としてはやはり安くなったと思えてしまう。
実際に140～150円で入れていたのだから,そう感じてしまうのも仕方ないか。
そんな訳で,やはり昨日はGSは終日混雑していたようだ。
夜10時前に給油しにいったのだが,長蛇の列をみて,出直す事に。
午前様近くに再度行ってみると,多少緩和されたものの列を成していた。
しかたなく列の最後尾へ。
一台の車が給油を終えるまでに時間がかかっている。満タンに入れる人がほとんどだからか。
私も含めセルフで入れている人は,実際に給油してみると給油時間（量）が長くなったなと実感できたりする（笑）

しかし,この一ヶ月はGSは大変だろうなぁ。
ガソリン売っても利益がほとんど無い時代。
少なくとも今月はお客さんもGSに駆け込む回数は軒並み増えるはず。洗車やピット作業などでいかに付加をあげられるかだろうな。

どこかのお偉いさんが「今日の１０００円より明日の一万円」などと言っていたが,「今日がなければ明日もない」って人がどれだけいると思っているんだろうか。
道路財源を確保する事自体に文句を言うつもりは無いけど,歳出の内訳や税金の無駄を新聞や報道で見聞きすれば,暫定税率で財源の不足分を補うことが馬鹿馬鹿しく思えてしまう人もたくさんいるんじゃないかと思う。
予算案が白歳入で可決されたが,何でそれで歳出が決まってるのか。
「じゃ足りないんで他で増税・・・消費税でも」とでもなるんだろう。
どんなことがあっても予算案で決まった歳出分は見直さないんだろうな。この国は。